北京自転車事情 ~相棒は三代目(J Soul Brothers)~
レポートと国際文化祭が終わって一息ついたので、
暇つぶしにブログを更新したいと思います(笑)
今日のテーマは北京の自転車事情!
僕が今乗っているチャリはなんと三代目です。
(J Soul Brothersはこの記事では出てきません。期待してしまったみなさんごめんなさい)
一番最初に乗った自転車は先輩から頂いたもので、ボロボロでした。↓
しばらくそれに乗っていたのですが、
ある日タイヤがフラットタイヤになりました。
パンクしたって意味ではありません。フラットタイヤです。ホイールごとひしゃげました。
言葉を尽くしても、このヤバさは伝わりません。
自転車に乗っていて、いきなり自分の座っているものが沈んでいく感覚は(笑)
とりあえず、新しいタイヤを50元(一元=19円くらい)で買って、
しばらくはその自転車に乗り続けてました。
ある日のことです。
友達に連れ添って、自転車屋さんに行った時に、
それはそれはカッコいいマウンテンバイクが売ってました。
そのあまりのカッコよさと機能性に心を奪われ、即断で買いました。↓
ちなみに、先輩から頂いた自転車は友達に譲りました。
その日の夜にSNSで
「めっちゃ良い自転車買った!盗まれたくないな〜」
みたいなことを呟きました。
すると、中国人の友達から
「それは良い自転車だから気をつけて」
みたいな注意を何度もされました。
だから30元くらいするイイ鍵を買いました。
僕はその三日後くらいに内モンゴルに旅行に行きました。3泊4日のトリップです。
(詳しくは前回の記事を参照)
盗まれるのが嫌だったため、自転車と門を同時にロックしてました。
そして、3日後…
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無事に僕の自転車がありました。
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・ ・ タイヤだけ
その時ほど、この国を憎んだことはありません。
てなわけで、三代目の自転車を買いました。
これ以上盗まれたくはなかったので、ボロボロの中古の自転車を買っときました。
百五十元くらいです。
性能はそこそこです。ただ、いろいろ壊れます。
まず、こけたらブレーキが粉々になりました。根本以外がこの世界から消失しました。
ちなみに、僕の友達は強くブレーキを握っただけで根本からポキッとやられてました。(修理代は一本5元)
次に、ペダルがいきなり外れます。片方だけになります。
どうやって漕いだらいいのでしょうか?(修理費はナット一個分の一元)
あと、カゴが外れました。(修理費は新しいカゴの10元)
三代目(J Soul Brothers)↓↓
僕の話を聞いて、ヤバイと思ったそこのあなた!僕はまだましな方です。
僕の友達は新品で買った自転車が三週間でオシャカになりました。
そして、次に買った自転車は毎日ペダルが外れてます。
業を煮やした彼は自転車を買った店に行って、「しっかり直せ!」と言ったそうです。
すると、店長から「任せろ!」という心強いへんじをもらったそうです。
そして、修理が始まりました。ペダルの修理です。ペダルが外されました。
タイヤが本体から遊離しました。ハンドルとボディも分解されました。
そうこうしていくうちに、自転車という名に値しない部分の集合体になりました。
そこで、店長からこう言われたそうです。
「ゴメン、やっぱ無理」
彼は結局、新しい自転車をただでもらったそうです。
中国で自転車を買う際に考慮しなければならないのは、
「高い自転車は盗まれる。安い自転車は壊れる。」です。皆さんも気をつけてください。