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ラグビーだけじゃない!魅力たっぷりのアイルランドを紹介!

こんにちは!初めましての人は初めまして!

基礎工学研究科1年のさとぅーです.

突然ですが,皆さんは日本で開催されているラグビーワールドカップ2019を見てますでしょうか?

日本が初めて予選を突破してベスト8入りを果たしましたね!

本当に感動しました…

特に,対スコットランド戦は格別でした.

見てない人は人生の10割損していると思います.

そして,「静岡の奇跡」と呼ばれた対アイルランド戦での勝利も衝撃的でした!

(この試合をまだ見てないとか口が裂けても言えない…)

このラグビーワールドカップをきっかけに,「アイルランドはラグビーが強い国」という印象を持った人が多いかもしれませんね.

もしかしたら,アイルランドという国を初めて知った人もいるかも…?

実は,この私,夏休みを利用して1ヶ月間アイルランドに語学留学して参りました!

なんと,22歳にして初めての海外.

ようやく念願が叶いました…

アイルランドでは英語の勉強を頑張ったのはもちろん,いろいろな観光地にも行ってきたので,今回は僕がアイルランド(主にDublin)で訪れたスポットをメインに紹介しようと思います.

「アイルランドといえばラグビーしか思いつかない」というそこのあなたに,少しでもアイルランドの魅力が伝われば幸いです!

気づいたら1万字超えの超大作記事となってしまいましたが,最後まで読んでくれると僕が泣くほど喜びます(笑)

どうしても時間がないって方は,最後の「12. Dicey's Garden」のところだけでも見ていってください!

なんのことか分からないって?

それは見てからのお楽しみです…

 

0.そもそもアイルランドってどんな国?

まず,アイルランドがどういうところなのかざっくり紹介します.

アイルランドはイギリスの横にある島国です.

ただし,アイルランドの北側はイギリス領となっています.

アイルランドと北アイルランドの国境がBrexit問題をより深刻なものにしていたりします.

(後半の方で北アイルランドの観光スポットも紹介します!)

◯治安

治安は比較的良いほうだと思います.

夜でも(よほど危険なところに行かない限り)出歩くことができると思います.

ただ,なんだかんだで日本の治安は最強なので,日本基準で考えるのはやめましょう.

僕も2回くらい乞食っぽい人にお金をせびられそうになりました(笑)

◯物価

少し割高かな〜という感じがします.

普通にレストランでランチをとろうと思うと,最低でも7,8€はかかるものと思ってください.

とは言うものの,スーパーで買うと結構安くスナックやランチを買うことができます.

僕はランチタイムによく"Dunnes Stores"ってとこでサンドウィッチと水のボトルのセットを4€弱で買ってました.

結構ボリューミーなサンドウィッチなので,4€はなかなか安いと思います.

◯交通

基本的にバスを利用します.

僕はDublinに滞在していたので,"Dublin Bus"という2階建てのバスをほぼ毎日利用してました.

時間帯によってはめっちゃ混んでるので注意です.

他にも,"Luas"という路面電車,"Dart"という普通の電車,加えてレンタル自転車などもありますが,僕はあまり利用しませんでした.

そして,これらを利用するために必要不可欠なのが"Leap Card"という交通用ICカードです.

さらに,3ヶ月以上滞在する学生のみが利用できる"Student Leap Card"というのもあって,これを利用すると交通費が通常より安くなるのに加えて,いくつかの店舗でディスカウントを受けることができます!

なので,長期留学を予定している方は絶対にStudent Leap Cardを作りましょう!

(実は,1ヶ月だけ滞在する人でも運が良ければ作られるらしいです.)

あと,滞在期間が1ヶ月未満の人向けの"Leap Visitor Card"というのもありますが,これはバス,Luas,Dartをすべて利用するという前提で価格設定がされているっぽいので注意が必要です.

というか,価格設定とかその他諸々のシステムがややこし過ぎるんよなぁ…

おかげさまで,Leap Cardにはなかなか苦しまされました.

◯アクセント

アイルランドは英語のアクセントの癖が強いことでも有名です.

なので,そのアクセントに慣れるのに相当苦労しました…

アイルランドに来て初日,ホストファミリーの人が"bus"のことを「ブス」と発音していたのは未だに忘れられません.

◯天気

天気は年中通して曇り・雨が多く,晴れる日は比較的少ないです…

これの何が残念かというと,アイルランドは自然豊かな国で,このあとでも紹介しますが自然を楽しめる観光地がたくさんあります.

しかしながら,天気が基本的に悪いせいで,絶好のコンディションで自然を楽しむのが少しばかり難しかったりするのです.

あと,気温とかも含めて結構天気が変わりやすい印象があるので,アイルランドに滞在するなら折り畳み傘はもちろん,レインコートなどの雨具も揃えたほうが絶対にいいですね.

◯酒・音楽

あと,何といってもアイルランドは酒と音楽をこよなく愛する国です!

酒に関してはビールとウイスキーが有名ですね.

パブは至る所にあるし,いくつかのパブでは生演奏を楽しめるし,ストリートライブもよく見かけるし…

そして,お酒が最高にうまい.

実はアイリッシュフードも有名だったりします(主にポテトとかポテトとかポテト).

僕が向こうで食べた唯一の(まともな)アイリッシュフードはギネスシチュー(ギネスビールが使われているシチュー)でした.

マッシュポテトとセットで約15€と少し高かったですが,ビールで煮込んだ牛肉がめっちゃ柔らかくて最高でした…

他にスモークサーモンなども有名なので,余裕のある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか(僕は食べる機会を逃しました).

ギネスシチュー

◯語学学校

アイルランドの語学学校についても少し触れておきましょうか.

僕はCentre of English Studies(以下CES)というところに通っていましたが,本当にいろんな国籍の人がいて,良い国際交流ができたんじゃないかと思います.

それでもやっぱりアジア人(日本人と韓国人)が多かったですが,語学留学先として日本で人気のフィリピン,オーストラリア,カナダなどと比べると断然少ないと思います.

ただし,8〜9月中旬までは結構日本人が多くなるらしく,それが嫌な人は少し時期をずらして行くのが良いと思います(が,まぁ普通は休学しない限り難しいですよね).

語学学校によってフランス人,ブラジル人が多かったりするらしいですが,CESはどういうわけかトルコ人も多かったです.

なので,トルコ人の友達が作りたい人は,是非ともCESに通いましょう(???)

僕はGeneral English Courceをとっていましたが,授業内容は主に文法,スピーキングがメインだった気がします.

その次にリーディング,リスニングが多くて,ライティングはあまり授業では練習しませんでした.

でも,僕は極めて真面目な生徒だったので出来る限り自分で作文の練習をして,それを先生に見せて添削してもらったりしてました.

あと,有名な話だとは思いますが,周りのクラスメイト(特に欧州,南米出身の人)が授業中よく発言する様子には少し圧倒されました.

それでも僕は負けじと授業中に質問したり発言したりしてたので,日本人としては頑張った方じゃないかと自負しております(笑)

実際,学校を卒業するときに先生から「君は普通の日本人と違ってシャイじゃないし,絶対良いEnglish speakerになれるよ」と言われたりしました.

それを言われたときは結構嬉しかったですね(ただ僕自身は自分のことをシャイだと思いますけどね…).

さて,ここからは僕が実際行った場所・イベントなどを紹介していこうと思います.

1.Riverdance

「リバーダンス(Riverdance)とは、アイリッシュ・ダンスやアイルランド音楽を中心とした舞台作品のことである。アイリッシュ・ダンスの中でも特に体幹や腕を使わずに足の動きだけで踊るアイリッシュ・ステップダンスと呼ばれる舞踊を元にしている。アイルランドに伝わる神話や伝承、ジャガイモ飢饉等によりアメリカへの移住を余儀なくされたアイリッシュ・アメリカンの歴史、および多様な民族との交流をモチーフとしている。」(Wikipedia参照)

だそうです(笑)

僕がアイルランドに着いた9月の第2週目はちょうどRiverdanceの公演がDublinで行われていた時期でした.

学校のプログラムに参加したら,その素晴らしい公演のチケットを破格の値段で買えるということだったので,秒でプログラムに申し込みました.

Riverdance

↑ボヤケまくっとんなおい

まじでハンパなかったです.

これはもう機会があれば絶対に見に行くべきです.

感動します.

個人的にはダンスバトルのシーンがめちゃくちゃ熱かったです.

観客もめっちゃ盛り上がってました.

撮影は禁止だったので写真はありませんが,なんとなく雰囲気が分かる動画を公式チャンネルがYouTubeでアップしているので,気になる方は是非御覧ください.

2.Phoenix Park

平たく言えば,奈良公園の上位互換版です.(色んな人に怒られそう)

Dublinの都心部から少し離れたところにあるめっちゃ広い公園です.

あまりにも広いので,Phoenix Parkをしっかり満喫したい人は自転車をレンタルすることをオススメします.

ここに来たからには,野生のでっかいシカを見ずには帰れません.

モニュメント

↑僕が行った日はめちゃくちゃ天気良かったですね〜

deer

↑いや,でかすぎんか???

これ襲われたら普通に危ないやつです.

ツーショット

↑人参を利用して頑張ってツーショットを撮ってみました(人参くれた人ありがとう).

誰とは言わんけど,顔面が大変なことになっとるな.

3.Gaelic football

ラグビーがアイルランドの国民的スポーツであることは前にも触れたとおりですが,実はこれ以外にもGaelic footballというアイルランド発祥のスポーツもめちゃくちゃ人気なんです.

ざっくり説明すると,「Gaelic football=ラグビー+サッカー+バスケットボール」です.

「何アホなこと言っとんねんこいつ」と思われるかもしれませんが,下の動画を見てもらえればきっと納得するはずです.

なんでこんな話をしているのかというと,アイルランドに着いて間もないころにGaelic footballのチャンピオンを決める決勝戦が行われていたんですね.

そして,その決勝戦まで僕が滞在していたDublinが勝ち進んでいたので,それはもうDublinは大盛り上がりです.

しかも,その決勝戦は引き分けに終わったので決着がつかず,再試合が行われるという激熱展開でした.

僕はスポーツ観戦が好きなくせに,今までパブやスポーツバーで試合観戦するという経験をしたことがなかったので,これを期にこの決勝戦の再試合をパブで見ることにしました.

そして,見事Dublinが優勝しました!

Gaelic footballを見るのは初めてでしたが,ものすごく面白いスポーツだと思いました.

↑Dublinが優勝を決めた瞬間です.

分かりづらいかもですが,水色のユニフォームを着た人たちがDublinのサポーターです.

動画の後半にはビール(?)が人混みの中に放り込まれるのが映ってます.

クレイジーすぎる…

4.Guinness Storehouse

先程アイルランドは酒で有名と言いましたが,特に有名なのは"Guinness"という黒ビールです.

日本でも簡単に飲むことができるので,酒好きなら知ってるんじゃないかと思います.

結構味が濃いので,1杯飲めば十分って人が大半な気がしますが,噂によるとアイルランド人はGuinnessを何杯も飲むんだとか…

そしてもし,あなたがビール好きであれば,ぜひともGuinness Storehouseに行ってください!

実は,Guinnessの醸造所がDublinにあるんです!

Guinness Storehouseはその醸造所のすぐ横にあって,Guinnessに関する展示物がたくさんあります.

harp

↑これは,Guinnessのロゴのもととなったハープですね(知らんけど).

ただ,それだけなら僕がビール好きの人にGuinness Storehouseを進める理由にはなりません…

なんと,なんとなんと,一通り展示物を見終わったあとに…

1pint分のGuinnessが無料でいただけます!!!

(ただ,入場料18.5€は払わないといけませんけどね.)

free Guinness

みなさんも,Guinnessを飲みながらGuinnessの歴史を学んでみてはいかがでしょうか.

5.Culture Night

Culture Nightはアイルランドで年に一回催されるイベントです.

この日の夜は,アイルランド文化に関わる多くの場所に無料で入場することができたり,普段は一般公開されていない場所に入場することができるんです!

ただ,無料で入場できるってことで,(当たり前ですが)場所によっては死ぬほど混んでます(笑)

なので,下手したら「お金的にはお得やけど,時間や労力込みで考えると全然お得ちゃうやんけ!」ってなるかもしれませんので,行く場所は計画的に決めましょう!

ちなみに,僕はいろんな場所に行くのに死ぬほど歩いたのでくっそ疲れました…

それでも結構楽しめたからno problem!

というわけで,Culture Nightの日に行ってきた主な場所3つを軽く触れてみます.

5−1.Trinity Collegeの古い図書室

Dublinに来たら絶対に行くべき場所の一つですね.

Trinity College Dublinにある古い図書室がめっちゃ荘厳でヤバイんです.

普通は入場料として11-14€払わないといけないっぽいんですが,Culture Nightでは入場料無料

その代わり,人気スポットだけあって死ぬほど混んでました(笑)

old library

5−2.Saint Patrick's Cathedral Dublin

めっちゃきれいな教会です(語彙力ゼロ).

本当に美しかったんですけど,なんせあの時は歩き疲れていたので楽しさ半減しちゃってました…

入場料は7-8€くらいしますが,ここもCulture Nightでは入場料無料

ここはそんなに混んでなかった気がします(時間帯の問題なのかな).

cathedral

5−3.Dublin Liverties Distillery

ウイスキーの蒸留所でガイドツアーに参加してきました!

でもガイドさんの話すスピードが早すぎてほとんど理解できなかったのは秘密です!

このツアーでは,なんと2種類のウイスキーをテイスティングさせてもらえました!

これもツアーの参加費が最低でも14€くらいかかるっぽいんですが(調べてもよく分からんかった),もちろんここもCulture Nightでは入場料無料

↑これ,甘くてめっちゃうまかったやつ(種類分かんらんが).

6.Glendalough

Wicklowにあるめっちゃ自然がきれいなところです.

ここは湖が有名で,条件さえ整えば,まるで鏡のような湖面を拝むことができます!

↑Lower Lake

↑Upper Lake

幸運なことに,僕が行ったときは天気がよく,そして風もなかったので,信じられないくらいきれいな湖を拝み倒すことができました.

僕は1-dayツアーに参加して行ってきたのですが,余裕のある方はツアーではなく個人的に行って,じっくりとGlendaloughを満喫するのをオススメします!

7.Kilkenny Castle

Kilkenny Castleは,文字通りKilkennyにあるお城です.

ここも1-dayツアーでGlendaloughの後に行ってきました.

門から庭のあたりまでは無料で入れますが,城の中に入ろうと思うと8€(学生は半額)払わないといけません.

でも,このお城は中がすごいんです.

普段はあまり写真を取らないんですが,あまりにも美しすぎてめっちゃ写真撮ってしまいした…

その中でも特にお気に入りの4枚をあげてみました.

8.National Museum of Ireland

Dublinにはいくつか博物館があって,僕はそのうちの一つであるNatural Historyの方に行きました.

多分,ここが博物館の中でも一番人気のとこだと思います.

尋常じゃないほど動物や虫の剥製(?)やら標本やらがあって,なかなか迫力がありました.

動物・虫が好きな人にとってはたまらないんでしょうねきっと.

入場料はデフォルトで無料です.

正直「無料とかマジかよ」って感じでした.

9.Titanic Belfast

皆さん,かの有名な豪華客船"Titanic"が北アイルランドの首都Belfastで造られたことはご存知でしょうか?

なんと,Titanicの造船所があったところに"Titanic Belfast"という,Titanicにまつわる展示物を楽しむことができる観光スポットがあるんです!

Titanicの製造工程や内装に始まり,あまりにも有名なTitanicの悲劇に関する展示物もたくさんあります.

入場料は最低でも15£かかるっぽい?(北アイルランドはイギリス領なのでユーロじゃなくてポンドです!)

↑なかなかにシャレオツな建物

↑これはファーストクラスの寝室だったような

↑Titanic沈没前に送られた最後のモールス信号

そして何を隠そう,Titanic Belfastにいる間にラグビーワールドカップの日本対アイルランド戦が行われていたんです…!!!

北アイルランドへは1-dayツアーに参加して行ったのですが,ラグビーを見るか北アイルランドに行くか死ぬほど迷いました…

展示物を見ながら試合経過もスマホでチラチラ見て,一人で勝手にテンション上がってました(笑)

日本が勝つ瞬間見たかったよなぁ…

10.Giant's Causeway

北アイルランドの北端にあるユネスコ自然遺産です.

ここは火山活動によって海岸にもたらされた石柱群で有名です.

これがまた普通の石柱じゃなくて,断面が多角形(主に六角形)の形をしているんです!

これが自然の力だけでできたというのですから,まさに自然の神秘という感じです.

というか,ここに来た日もまた天気が最高に良くて,自分もしかしたら晴れ男なのではと密かに思ってます(笑)

↑こんな感じの石柱がたくさん

↑しかも,石柱の上を歩けます!(転倒しないようにご注意を)

↑個人的なベストショット

11. Carrick-a-Rede

ここも同じく北アイルランドの北端にある自然が素晴らしい場所で,アイルランド本土と少し離れたところにある小さな島をつなぐ吊り橋が有名です.

そしてこの吊り橋が高さ30メートルのところにあるもんですから,渡るときはスリル満点です!

もしかしたら高所恐怖症がひどい人は無理かもしれませんね.

(僕も高所が苦手なんですが,ここは大丈夫でした.)

そして,そのスリル満点な吊り橋を渡った先には,まさに"peaceful"という言葉にふさわしい緑の豊かな離れ小島が待っています!

そしてそこから眺める海も絶景です…!

天気が良ければスコットランドも見えますよ!

いやほんと,アイルランド戦を見ずに北アイルランドに来たかいがあったってもんです.

お天道様に感謝です.

↑これが吊り橋

橋を渡るまで結構待たされました.

↑peaceful小島(売れない芸能人の名前っぽい)

12.Dicey's Garden

ホストマザー宅と語学学校の次にお世話になった場所と行っても過言ではありません.

そうです.

ナイトクラブです.

マジで楽しすぎて週1ペースで通ってました(笑)

はい,ここで「うわっ,さとぅーとかいう奴ただのパリピやん」と思ってしまったそこのあなた.

そんなことないですからね〜

安心してね〜

怖くないですよ〜

というのも,僕は人の多いところや騒がしいところがあまり好きじゃないんですよね.

しかも,僕の中でナイトクラブは

「パリピがワイワイ集まって酒をアホほど飲んで,男女でイチャイチャするようなヤバイ場所」

っていう悪いイメージがありました.

なので,当然のことながら日本のナイトクラブには一度も行ったことがありませんでした.

アイルランドに来て最初の頃に「Dicey'sっていうナイトクラブがおすすめ」って言われたときも,「いやいやナイトクラブとか絶対ないから」って思ってました.

しかしアイルランドに来て間もない頃,もう日本に帰ってしまう日本人友達が「最後にDicey'sで遊びたい」と言い出したので,正直少し抵抗感がありましたが付いていくことにしました(楽しみも多少あったけど).

そして,思いもよらずナイトクラブにハマってしまったってわけですわ.

クラブにハマってからというもの,毎週友達とクラブで酒を飲み,一緒に踊り,そしてそこで新しい友だちを作ったりしました.

次の日二日酔いで授業受けるのくっそしんどかったりもしましたね〜(笑)

ある日,フランス人のルームメイトに連れられてパーティーに参加したら,僕以外の参加者が全員フランス人やって度肝を抜かされたのは本当に良い思い出です.

(皮肉じゃないですよ.まぁ,大半の会話をフランス語でされて全くついていけなかったのはあれやったけど.)

↑Dicey's Gardenの様子です.

結構広くないですか?

普通の人が入れるフロアに加えて,事前に名前を登録した人(?)が入れる上のフロアや地下のフロアもあります.

あと,僕がDicey'sをとりわけ気に入った理由は他にもあります.

酒と入場料がありえんくらい安い.

安くなかったら僕が週1でクラブに通うことはなかったでしょうね.

まず入場料ですが,(曜日と時間帯による気がしますが)男女ともに5 or 10€かかります.

ところが,18時までに入場することができたら入場料無料なんです!

さらにさらに,毎週水曜日がレディースデーになっているので,水曜日に限って女性はいつ入場しても入場料無料です!

この段階でもすでにヤバイですが,酒がもっとヤバイんです.

なんと,1pintのビールが2€で飲めちゃうんです!!!(曜日によって微妙に変わりますが.)

「いやいや,それはただ単に安いビール使ってるだけやろ」っと思った人いませんか?

そんなことは決してないです.

ちゃんとした銘柄のビールしか置いてません!

なので,通常のパブでは5-7€くらいかかるビールがDicey'sではたったの2€なので,こんなのたくさん胃袋にビール詰め込むしかないですよね!!!

もちろん,あのGuinnessも2€です!

おかげさまで,アイルランドでビールが大好きになってしまいました(笑)

僕は炭酸が苦手であまりビールを多く飲めないタイプだったんですが,どういうわけか向こうのビールはめちゃくちゃうまくて炭酸があまり気にならなかったんですよね.

僕はDicey'sで基本的にビールしか飲んでないので他のお酒がどんなもんかは分かりませんが,格安で飲めることには変わりないと思います.

たしか,ウイスキーですら銘柄によらずすべて2€だったはずです.

いやもうヤバすぎ.

なんで潰れへんのかな.

ここらで,ナイトクラブで学んだことをちょっとまとめてみようと思います(もっと他に学ぶことはなかったのか).

一番ビックリしたのは,むこうではナイトクラブに通うのはそこまで特別なことではなくて,(表現があまり良くないかもですが)いわゆるパリピではない普通の人もたくさんナイトクラブに集ってます

当然ですが,パーティー慣れした強者達もたくさんいます(笑)

ナイトクラブに来たことがない人は「曲に合わせてどう踊るかとかもよく分からんし,絶対ナイトクラブで浮きそう」って心配する人もいると思います.

でも,よほど内気な人でもない限り普通に曲に合わせて体を揺らして楽しむことくらいできると思うので,ナイトクラブで浮くってことはあまりないのかなと思います(あくまで僕の主観ですが).

僕も最初は少し恥じらいながら踊ったりしてましたが,5回目くらいになってくるとだんだん恥じらいもなくなって純粋に楽しめるようになってました.たぶん.

というか,僕がナイトクラブにハマった一つの理由として「元からEDMが好きだった」のもあったと思います.

(EDMは"Electronic Dance Music"の略で,クラブでかかってるような感じの曲のことです.)

なので,EDMが好きな人はほぼ間違いなくクラブで自然とテンションが上がって,その場の雰囲気を楽しむことができると確信しています.

コミュ障こじらせてような僕でも楽しむことができたんですから.

あと,みんな酒癖が悪くないんですよね(これも主観).

日本だと酒に酔って面倒をかける人が結構おるイメージなんですが,むこうでそういう人に出くわしたことがないんですよね.

単純に欧米の人が酒に強いってのもあるかもですが,みんなある程度は節度を守って飲んでいるのかな〜って印象があります.

とは言いつつも,飲む人はめっちゃ飲むし,一気飲みも普通にするので,実は節度もクソもない気もしますね(笑)

まぁ,とにもかくにも…

良い子のみんなはちゃんと節度を守ってお酒を楽しみましょう!

 

いかがだったでしょうか?

僕が当初想像していたよりも2倍くらい長い記事になってしましましたが,これでもまだ紹介しきれていない部分があるのが残念です(笑)

最初から最後まで読んでくださった心優しいお方,途中で読むのがめんどくさくなって飛ばし飛ばしに読み進めてくださった方,最後のDicey's Gardenのところだけ読んでくださった方,いろいろいるかと思います.

それでも,この記事を少しでも読んで「なんかアイルランドって面白そうなとこやな〜」って思ってくださるだけで,僕はこの上なく幸せです!

というわけで,

旅行先としてはもちろん,語学留学先としてもアイルランドは超絶おすすめなので,ぜひとも皆さん元気のあるうちにアイルランドに来てみてください!

最後は,僕の一番お気に入りのアイリッシュビールである"Rockshore"とともにお別れしたいと思います.

それでは皆さん,

Cheers!!!

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