“虹の国” 南アフリカで学ぶ。 ~パレードとともに~
日本のみなさんはおはようございます!
いや、おやすみなさいのみなさんもいるのかな??
…テスト期間お疲れ様です。
僕は今回、英会話サークルたまこみを飛び出し、
南アフリカ共和国へやってきました( *´艸`)
旅行?否。
大学への留学です!
これから10か月ほどここ南アフリカで学ぶこととなりました。
南アフリカってどんなところなのか?ここでの留学生活は?などなど
今後更新していきたいと思います。
今回は簡単に、僕の留学先とそこでの生活を簡単に紹介しています。
≪留学先の大学≫
僕は、いま南アフリカ共和国の真ん中辺り、ちょうどレソトの左横にある
Bloemfontein(通称Bloem…ブルーム)にいます。
この都市にある、「University of the Free State」という大学に留学中なのです。
最も古い建物。今のMain Building
この大学は、1904年に設立されたcollegeが諸々を経てできたもので、
3つのキャンパスを持ちます。7つの学部に121のDepartmentがあり、
大学院まで含めて3万人以上の学生が在籍中です。( www.ufs.ac.za )
(その中で、日本人は僕だけです。。。 ちなみに、中国・台湾からは結構来てるみたいです)
規模がなかなか大きい大学で、僕が”住んでいる”メインキャンパスは、とにかく広いです…
寮から授業を受ける棟に行くにも少し遠いと徒歩で10分弱かかったりします。笑
キャンパスの雰囲気は、
日本では
私立大学のような感じ?
関西学院大学を
少し思い出しました。笑
ちょっと違いますが。
ここには、
23の寮があり、
多くの学生が
住んでいます。
もう軽い街ですね。
ほんまに。
基本的に生活するだけなら、ここから出る必要ないかも!?
南アフリカ、といえば気になるのが、「治安」。
「南アフリカ」でググると、恐ろしいデータと数々の逸話が出てきます…
(知らない方はとりあえず、「南アフリカ 治安」で検索☆☆)
僕も出発直前はおびえてました( ;∀;)
しかし、キャンパス内は安全(*^-^*)
夜中に1人歩きしても大丈夫らしいです!
というのも、まずこの街Bloem自体がめちゃめちゃ治安悪いわけではなく (もちろんそれでも夜中に1人歩きはできません)、
さらにキャンパス全体がしっかりと(?)フェンスに囲まれ、 人・車の進入も高速道路の料金所のようなところで学生証など提示しなければ入れません。
だからといって、これに慣れすぎるとこの国では外に出れない気がしてなりませんが…
住んでいる寮
さてここで生活しているわけですが、寮はなかなか「個性的」です。
集団生活やなって感じで、語弊を恐れずに言うと「体育会系」です( ゚Д゚)
何というか、上下関係がしっかりしているというかうっとおs・・・
僕は寮では「1回生」です。(大学3回生でも、今年入寮すれば寮では「1回生」)
ここではほとんどが現地の学生で、50人ほどいる中で2人だけ留学生です。
数ある「伝統」の中で経験してきたものを紹介します。
寮の部屋の自分スペース。1室を2人でシェアしてます。
基本的に机・椅子・ベッド・棚・押入れ(?)しかない、超シンプル仕様です~
①通過儀礼(?)
これは、簡単にいえば「自己紹介」。
ただし、普通の自己紹介ではありません。
講堂のようなとこで上の学年(Seniorと呼ばれる)が座る中、椅子の上に立ってやります。
ここまででもそんなにおかしくはないかも?
しかし、問題は、このSeniorが大声で煽ってきたり自己紹介を遮ってくるのです。
質問をぶつけたりしてもきます。
最悪の場合、周りで何人かが踊り出します。
そんな中で、1回生は椅子の上に立ち、そこで真下を見ながら、負けないくらい大声で自己紹介。
「Good evening Villaマナ(Seniorのことを指しています), I’m ~~~(名前), from ~~(出身地). I’m trying to study ~~(専攻). I’m staying at Room 部屋番号.」
こんな感じです。
ここで、間違えて「Good “morning”」と言ったり(実際いました笑)、
自己紹介以外のことをしゃべったりしてしまう(変な質問に答えるなど)と、
やり直しです。
別にそんなきつくなさそう?にも思えますが、
なにせ屈強な男たち(∵ 男子寮)から
ぶわーーーって言葉やわ何やわ浴びせられたら、
ちょっとビビります。笑
1回生も、終えた人たちは一番後ろできれいに座ってますが、
自己紹介を控えた人たちは講堂の外において中は見えない状況で、その時を待ちます。
受けるアドバイスはシンプル。
「Just look down. Never listen to them. Just do it.」
②TD
“Telephone Duty”の略。
寮の受付係みたいな。訪問者(ほとんど学生ですが)に訪問者リストへ名前など書いてもらって
必要があれば、寮内放送を流して人を呼び出します。
1回生が担当です。
週に1回2時間です。楽しいですよ(*^-^*)
何が楽しいって、寮の入り口なのでここにいればいろんな人と話せる~!
そんな長くなくても、挨拶だけでも、、、!
ただ、訪問者の英語が聞き取れないと
「Do you speak English?」と言われる( ;∀;)
なので、メンタルトレーニングにもおすすめ☆
③TEAを運ぶ
実はまだやってはいないですが、
これは2週間に1度、SeniorのためにTeaをショッピングカートで
どっかから運んでくるというもの。
あんま意味わからないよね。なんでこんなことせなあかんのかと。笑
昔は、そのTeaの中に、まあね、汚いから言わないけど、
色とかあんま変わらないもの、あるやん?汚いから絶対言わないよ。
ぴーーーー(自己規制音、ではない爆)。
それを混入させて
Seniorに「Good」「Good」言わせた人もいるとか。
まあおいおい頑張ります。
④パレード
寮のイベントというよりは、大学のイベントに寮単位で参加した感じですが、
先週末に開催された「Rag Community Service」という?パレード。
“float”という山車を
いくつかの寮が共同で、合計8つ制作し、
それらとともに街を練り歩くというもの。
僕らの寮は、モンスターズ・インク的なやつ。
僕も、
左の伸ばしている 手の平に、
黒い紙を貼りまくる
お手伝い、
くらいはしました!笑
これは別の寮のもの。
2部に分かれていました。
1部は、街の郊外にあるショッピングモール周辺を練り歩き、子供たちにキャンディーなどを配る感じ。
2部はBloemの街を練り歩きながら、
学生たちが募金缶を持ち街頭の人たちから募金を集めるというもの。
募金はチャリティーに使われるそうです。なんのチャリティーなのか説明はないですが。。。
完成度一番高かったやーつ! 表情が…
2部は夕方6時前から8時過ぎまで2時間以上歩き外は真っ暗。
なかなか疲れましたが、久しぶりに「祭り」を体験できて、しかも南アで。新鮮でしたね~。
なんといっても、みんな、よくわからない(って言ったら怒られそうですが)歌?ずっと歌ってました!
それは、おそらくみなさんがアフリカと聞いてイメージするような、そんな感じ…?
きわどい表現でしたが、叫んでいるようでもあり、でも歌ってます。
その多くが、自分達の寮を称えるような、そんな歌です。
言語は、英語もたまにありますが、Zulu語などの南アの言語で歌われているので、意味は全く分かりません。笑
Bloemの街は“先進国”なので、
そのなんとも言えない融合感が、南アの複雑さみたいなものを感じさせてきました。
このパレードはあくまで一形態ですが、その他にも様々な形で
「Community Service」という地域等への貢献活動を行ってるみたいです。
南アでの生活は、今のところ大変なことのほうが多いですが苦笑、
これからますます盛り上がってくるのではないかなと思います…!hopefully
ではでは、しっかりテスト勉強・レポート頑張りましょう!( ^)o(^ )