デンマークの日常:買い物編
こんにちは!デンマークでは日の出が午前6時、日の入りが午後8時半ぐらいになってきた今日この頃。
快晴の日も増え、気温がまだ10度ぐらいなことを除けばだいぶ天気に関してはハッピーです!!
留学期間も残り少なくなってきたのですが、初心に帰るのも兼ねて、デンマークに来て気付いたことなどを日々の生活のなかで見直していこうと思いました。
今回の記事では、デンマークのスーパーマーケットの特徴的なところをご紹介したいと思います!
ということで、ご近所のスーパーFaktaにやってきました~ここは安いのでよく利用してます。
デンマークのスーパーマーケットは基本朝8~9時ぐらいから夜の9~10時ぐらいまで開いてることが多いです。
服屋さんなどは日曜には閉まっちゃいますが、唯一スーパーは週末も開いていますね。祝日は閉まるスーパーも多いので注意!
買い物かごにはタイヤがついてて手でひっぱる感じです。
<http://greasypot.com/wp-content/uploads/2009/04/shoppingcart480.jpg>
ちなみにレジは一つ一つがベルトコンベヤーみたいになってて、お会計のときにそのうえに取ってきた商品を置きます。そしたらレジ係の人のところまで自動的に商品が運ばれていきます。
野菜、果物売り場
赤いøのマークはøkologi (ecology) マークで、環境に負担をかけない方法で作られた商品にはこのマークがついています。
とくに野菜、くだもの売り場を見て思うのが、少々形が悪かったり、傷がついてても普通に陳列棚に並べられている商品が多いことです。たまに腐りかけじゃないのかと思うものもあったり…(笑)まあそういう食品は結局売れ残って捨てられてしまうのかもしれませんが、日本のスーパーの商品管理や陳列に対する意識ってかなり高いんだなと感じました。
次はお肉コーナー!デンマークでは肉にくらべるとあんまり魚は食べられていません。海に囲まれている国だけど美味しい魚がいないんでしょうか、スーパーで見かけるのはサーモンばかり(笑)とにかく魚の種類が少ないですね。デンマークは昔は農業や酪農がさかんで、一番良く食べられている肉は豚肉。現在でもデンマークの人口の2倍ぐらいの豚が飼育されています。
下の写真はソーセージなど加工された肉製品売り場です。
次に面白いのは乳製品売り場。酪農がさかんなだけあって、たくさんの商品が並んでいます。
日本では1リットル単位で売ってあるヨーグルトってなかなか見かけない気が…フルーツ味のヨーグルトもいっぱいあります♪
さて、他の外国人留学生から、初めてスーパーに買い物に行ったときに牛乳の種類が多すぎてデンマーク語も理解できないので適当に選んだら、思っていた牛乳と違う味のものを買ってしまったという話をよく聞きます。
デンマークの牛乳事情はけっこう複雑なんですよね~これについては、私の専攻語の教授が教科書のコラムに記事を書かれているので、抜粋してご紹介したいと思います。
<p.191世界の言語シリーズ10 デンマーク語 大阪大学出版会>
このようにデンマークでは脂肪分の割合によって牛乳の種類が細かく分かれているんですね。このほかにも使用用途によっていろいろ名前がついて区別されています。普段飲む分には、青色系統の牛乳パックを買えば問題ないです(笑)ちなみに私のデンマーク人のキッチンメイトたちが普段よく飲んでいる牛乳は脂肪分0.1%とか0.5%が多いです。健康に配慮して低脂肪を選んでるのかもしれませんが、他の留学生と「それ牛乳じゃなくて水やろ!」と彼らをからかってます。笑
この他にデンマークのスーパーを見て特徴的だと思った点は、たいていのスーパーにはメキシカンやアジアン料理などに使う調味料がおいてあるコーナーがあることです。移民の方も多い国ですし、こうした社会背景が置いてある商品から読み取れます。
店員さんの中に高校生ぐらいの若者が多いのもよく目立ちます。デンマークでは13歳ぐらいからおこづかいかせぎに働く子どももいるようで。
最後の写真は駄菓子屋さん!いろとりどりのグミやチョコが並んでいて選ぶのがめっちゃ楽しい!!
黒めのグミを買うときは気をつけてくださいね、もしかしたらラクリス味かも。。デンマーク人大好きなラクリスですが、私にとってはタイヤの味にしか思えません(´▽`)
それでは今日はこの辺で!読んでくださってありがとうございました(^ω^)