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“アフリカンタイム”

Dumelang!

(ソト語で、こんにちは!)

南アフリカはすっかり秋から冬になりはじめ、寒くなってきました( ;∀;)

聞くところによると、5~8月くらいにかけて冬になるんだとか。

住んでいるBloemfonteinでは、雪は全く降らないみたいですが、

すぐ東のレソトにある山々から冷たい風が吹きおろしてくるらしく、

寒くて寒くて・・・

寮はエアコンなどないので

ちっちゃいフロアヒーターをルームメイトとシェアしながら生活を営んでおります。

寮(部屋からの風景)

さて、今回はそんな凍える南アフリカの人々の時間感覚についてご紹介したいと思います。

ただ、基本的には大学内という諸々にきちんと時間が設定されている世界の話なので、

大学外ではまたちょっと違ってくるかもしれません( `―´)ノ

南アフリカのみについてなので、他のアフリカ諸国に関しては別の情報を参照してくださーい!

(写真等はあんまり関係ないやつ貼っておきます。。。笑)

アフリカに関してよく言われるのは、時間感覚が日本などとはとは違う、

のんびりしている、というもので、

いわゆる「アフリカンタイム」ですね。

(南ア人も「アフリカンタイム」という言葉を使っているので、彼らも存在は知っているみたい)

集合時間から2時間も3時間も遅れてくるとか、あんまり時間に厳しくない、

というか時間厳守の文化でない、みたいな感じですね。

多くのアフリカに行った日本人の方が経験されているみたいです。

(ビジネス界とかではどうか分かりませんが)

そんな、ゆるゆるとした時間の流れるアフリカの最南端、

南アフリカの時間感覚について僕が感じたのは、

時間厳守の文化と「アフリカンタイム」が混ざっていて、

時としてそれが人と人の間でのネガティブな感情の原因になったりしている

というものです。

同じ社会の中で、時間をきっちり守る人とのんびりしている人が混在していて、

社会の規範的にも、時間厳守すべきという流れとそんなせかせかするなという流れが混ざり合い、

時に衝突してしまっているのかなと。

そんなあなたに、テーブルマウンテン! from ロベン島

具体例がないと分かりづらいですよね。

ではまず、授業から。

基本的には日本と同じように、きちんと開始・終了時間が設定されていて、

授業開始は基本的に時間通りです。先生方は基本的には時間にきっちりされています。

ただ、学生はというと、きちんと授業に時間通り来る人も、

平気な感じで2,30分遅れてくる人もいます。

(ちなみに、ここでの1コマは50分。1つの授業について、それが週に2~3コマあります。)

まあでもこれは日本でもありますよね(笑)

授業への遅刻・欠席等は、よろしくはないですが、そんなに珍しいことではないですよね。

(かく言う私も、

 日本にいた時は朝起きられずに中国語の単位を落とし再履修してしまった身ですが。。)

ただ1コマの時間が短いので、30分遅刻はもうかなりの授業時間を失っています。

そんな学生の態度が先生を怒らせてしまいました。

僕が現在取っている政治学の授業での出来事。

これは一応最終学年向けの授業。1年生ではないですよ。

1人学生が15分ほど遅れてきます。

先生は自分が朝5時に起きてこうして教えに来ているのに、なぜ平気で遅れるのかと、

少し怒りながら問います。

そこから授業は再開しますが、その後5分後に1人の学生遅れて教室に現れると、

瞬時にUSBのスティックをパソコンから取り外し、

「Cheers」とだけ言い残して教室を去っていってしまいました。

教室は騒然。

それから2,3時間後、受講生にメッセージが届きます。

そこに書かれていたことをまとめると、

平気で遅刻してくる行動には、

教える講師に対して、時間通りに参加している学生に対しても、敬意にかけた行動である。

そして、政治学を教える一教員として、

必要な能力と徳(virtue)を備えた将来のリーダーを育てる使命があり、

その一歩が時間をきっちり守ることだ。

というものです。

今南ア政治は深刻な状況にあります。

政治家も官僚等の公務員も人材的な意味でも危機に瀕しています。

そんな中で、特に政治学の先生方が「これではまずい」という意識を強く感じているようです。

この事案はそうした流れから出てきたものなのでしょう。

大好きな、南ア出身で、今アメリカで活躍中のコメディアンによるアメリカの番組。

南アの大統領が取り上げられていますが、

ネタにされているのは南アでは大体ほとんどの人が知っているという共通の話題。

さて、次は寮でのミーティングについて。

寮では、

○入寮1年目の学生(僕もここ)でのFirst years Meeting

○寮全体でのHouse Meeting

○それとは別の寮全体でのHouse Indaba

○寮のフロアごとでのCorridor Meeting

などなど、頻繁にミーティングが開かれます。イヤになるほど( ゚Д゚)

大体、「夜8時から!」とか事前連絡が流れ、その10分前くらいになると寮内放送が流れたりします。

しかしこれまで時間通りにミーティングが始まったことは、記憶の限りではありません!!!笑

そもそも時間通りにその場にいっても半分くらいしかいません。。。

そのまま、大体10~20分くらい遅れて開始。

そのため、この時間には終わる、と言っていても、大体ズルズルいきます。。。

悪いミーティングの典型ですね( ^)o(^ )

みんながみんなではなく、開始“予定”時間前には来て着席し、

まだ始まらないんかーいってイライラさせられる学生もけっこういます。

ここでも30分くらい遅れてくる学生はいて、

その理由は「シャワー浴びてた」だったりするので、

そういう場合は、体幹を鍛えるトレーニングのような、

腕立て伏せのような体勢で肘とつま先で身体を支える、みたいなやつをやらされます。

上回生に煽られながら、顔を真っ赤にしながら。

こうした環境で、

時間にのんびりとした人と、ちゃんと始まらないことを不満に思う人に分かれているため、

結局誰かにとってイライラの原因となるミーティングだったりします。

ルームメイトが作ってくれた、シチュー?とパープ(か、パップ。pap)

塩がきいてます。papはトウモロコシを粉にしたものから作られる、主食。

それから、学内でのイベント。

特に思い出深いのは2つ。

1つはいわゆる「TED」イベント。

面白そうだったので行ってみましたが、いろいろ素敵なミス?ばかりでした!(^^)!

その中でも時間に関して。

元々開始時間は16:30に設定されていました。

そう思って16:20くらいには入場しましたが、ガラガラ。

こんな人気ないんっ!?と驚きましたが、そうではなかったのです。

準備側は、16:30になっても会場のセッティングは終わっておらず、始まらない。

オーディエンス側も、次第に会場の席も埋まってきて、なんだかんだほぼ満席。

しかしそれは17:00近くになってのこと。

ただそれでもまだイベントは始まらず、結局開始は17:00を過ぎてからでした。

隣に、16:50くらいに来て座った学生に、「始まらないね~」と話しかけると、

「そうだと思ってこの時間に来たんだ」みたいなことを言われ、閉口。

逆にすごいなと。逆にコンセンサス取れているの!?みたいな。

ちなみに、ここでも「まだ始まらないの!?」みたいな層はいて、

それがイベント事態への不満要因だったりしました。

関係ないけど、学内でのパーティ

左側にDJがあああああ

また、2つ目は、留学生が自分の国の旗や伝統衣装を着てキャンパスを歩き、

その後スポーツグラウンドでゲームをして交流するというもの。

集合は朝10:00。

遅れるーーーーーと思って全力疾走しましたが、

集合時間の3分前に着いてみると集合場所には、ジンバブエ出身の学生1人。

そんな人気ないんっ!?と思いましたが、今回もミス。

なんだかんだみんな10:30くらいにゾロゾロと集合。

ちなみに、今回は南アの学生は誰もおらず、

基本的に日本人(僕と、あとは神学を学ぶ方とその奥さん・子供達。ファミリーですね。)と

ジンバブエやレソトなどの南部アフリカ勢だけで、

基本的にのんびりとしたイベントでした。

(日本勢は基本的にちゃんと集合していましたが…笑)

こんな形でイベント等も時間通りではないことがおおいですね。笑

ということで、そのイベントのために印刷した日本国旗と、南アの国旗を寮の部屋のドアに。

ちなみに、ルームメイトは最初国旗を上下逆に張っていて、

自国の国旗でそんなことあるん!?ってなりました。

日本国旗は上下逆とかないもんね…

最後は、学内から飛び出して。

3週間ほど前に、大学のDepartment of Social Work(社会福祉学科みたいなとこ?)の

講師の方について、

その方が南アの田舎にある小さな町で行っているプロジェクトのミーティングを見学しました。

ミーティング見学がメインではなく、それ自体1時間くらいで終わりましたが、

1つ心に残ったのは、ミーティング自体が時間通りに始まったのですが、

参加者である4人くらいのグループが15分くらいしてから遅れて参加してきたことです。

彼らは、コミュニティ開発等で人材育成などを行っているらしいですが、

遅れて参加するも、特に平気という感じ。

彼らもなぜ遅れたのか理由は言わないし、

他のミーティングのメンバーも特に理由は聞こうとしませんでした。

日本だったら、なぜ遅れたのかなど聞いたりしませんか!?

他のミーティングメンバーは、ちょっとウンザリした表情を見せただけで、

特に怒ったり、会議中・後でそれに不満を持ったりしているようにはあまり見えませんでした。

慣れているのかなと。

ちなみに、他のミーティング参加者は、そこの地方自治体公務員の方々や近くの学校の教員などで

けっこうちゃんとしたミーティングみたいでしたが。。"(-""-)"

そのミーティングへの道中。両側は農地。ただただ広い。

ちょっとアメリカっぽさがね。時々牛やオーストリッチが現れます( ゚Д゚)

さていくつか例を挙げてみましたが、

実際、のんびりした感じではあります。

でも、全員が全員ではなく、「時間は守るべきもの」という考え方の人もけっこうな割合います。

以前お世話になった、Social Worker(福祉関係の職に就いている人?)の方は時間感覚について、

「時間は守るべきもの。それは他の人自身・そしてその人の時間へのリスペクトだから。」

と語っていました。

日本人の感覚からしたら、そうだわな、という感じかもしれませんが、

彼曰くやっぱり時間厳守みたいなことをできていない人は多いらしい。

そんな2つの流れは混在した南アは過渡期なのかなんなのか…

日本だと、もちろん時間にルーズな人もいますが、社会規範として、文化として、

時間が守られるべきと考えられています。フォーマルでもインフォーマルな場でも。

ただ、南アではそういった感覚はありますが、その「時間厳守」という感覚は全体として弱いなと。

それがいいか悪いかは置いておいて、一概にみんなが「アフリカンタイム」だとは言えない感じが、

いろいろ混ざり合っている南アフリカらしいなと感じたりします(笑)

(他の国のことが分からないのであれですが)

ちなまないと僕は、日本にいた時は既述の中国語の件やその他様々なところで

時間のルーズさを発揮してしまうダメダメなタイプでしたが、

ここに来てからは、なぜか5分前行動で、朝8時からの授業にも遅刻なしという実績を残しています。

(当たり前のことなんですが…)

日本人らしさが覚醒してしまったのかもしれません・・・スーパー日本人ンンンン!!

留学は机の上での勉強だけでなく、日々が学びの機会に溢れています。

「アフリカンタイム」のようないわゆる文化の違いも、記事で読む分・人から聞く分には面白いね~くらいですが、実際その文化に影響を受ける立場になると、自分がいかに日本の中で育ってきたのか痛感させられます。

ということで、自分の中に秘めたる「日本人」を目覚めさせたいあなた!

ぜひアフリカにお越しください!!( *´艸`)

そして、みんなでハピネス社会を実現しましょう!

(日本からの時差のせいで、ネタが少し古いですが…)

ネルソン・マンデラの言葉もあなたの背中を押してくれてます!!

"It always seems impossible until it's done."

それでは、Totsiens !(アフリカーンス語でさよなら!)

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