デンマーク祭り紹介第2弾!!Sakura Festival in Copenhagen
Halløj!デンマークにいられるのもあと2週間ほどになってきました。
見慣れた風景、住み慣れた街をもう見ることができなくなるんだなあと思うとさみしいです。。
デンマークに留学して、デンマークのことをもっと好きになれたのは本当に良かったです。
と同時に、はやく日本に帰っておいしいご飯をいっっぱい食べたい!!と思うほど日本も恋しいです(笑)
ということで、今回の記事では日本から遠く離れた国デンマークとの交流、絆を知っていただきたく、
デンマークで行われた「さくらフェスティバル」についてご紹介しようと思います。
2016年4月30日~5月1日にかけて、コペンハーゲンで日本の文化を紹介するお祭りが開催されました。
その名も「さくらフェスティバル」。会場は有名な人魚姫の像がある港のすぐそばの公園。
なんでも、アンデルセンベーカリー社の社長さんがコペンハーゲン市に200本の桜の木を寄贈したことがきっかけで、
2008年よりデンマークと日本の文化交流として、毎年フェスティバルが行われるようになりました。
(アンデルセンベーカリーについてはこちら→ http://www.andersen.co.jp/ 美味しいパンがいっぱいです♪)
デンマークで桜の木が見られるなんて驚き!!
会場はこんな感じで、桜の花が咲き乱れていました(´▽`*) 日本と同じく、お花見文化が定着しつつあります?!笑
ちなみに新聞にはフェスティバルの宣伝ページが掲載されていました↓
さて、会場を訪れる前は、海外での日本の祭りっていうとアニメ好きな人がコスプレしていっぱい集まってくるんかなーって偏見もってました。笑 かわいいコスプレやアニメキャラに変装して来ていらっしゃる方もいましたが、それ以上に日本の文化や食事などに興味を持たれて集まってきている人が非常に多くて、人ごみにまたまたびっくり!
2日間のフェスティバルで、日本の武道、音楽、茶道、華道など様々な文化を紹介するためのプログラムがびっしりでした。
和太鼓の演技
剣道
茶道
ゆかたファッションショー
相撲ゲーム
餅つきの実演!
超本格的コスプレ!!
また敷地内には日本の雑貨等を販売するお店や、食事コーナーも。
フードテント前には大行列ができてました。
こちらがアンデルセンベーカリーのパンです。すごく上品で洗練されたおいしさ(´ω`*)
クリームパンおいしすぎて感動…
こんな感じでさくらフェスティバルは大盛況のうちに終了しました!
海外で日本文化のイベントに参加するのは初めてでしたが、外国の方が日本文化に親しんでいらっしゃるのを見て、自分の国の文化について改めてその素晴らしさを感じることができました。留学するまでは日本文化について強い興味をもっていませんでしたが、外国から見た日本という新たな一面を知り、日本のことをさらに誇りに思うようにもなりました。日本で生まれた文化やブランド名を知っている方は自分が思っていた以上に多く、そういった方に出会うたびに日本のすごさ、を実感して嬉しくなります。
また、こうしたイベントは多様な文化背景をもつ人々の文化交流を盛り上げるいい場だと感じました。
デンマークには移民や難民の方も多く住んでおり、外国人をどう社会に受け入れていくかは常に議論されています。
ニュースで難民に対する政策の話題などが頻繁に取り上げられているのを見たり、少しでもよい仕事を得るためにデンマーク語を学ぶ人たちを見て、外国人として他国で生活するのは容易なことではないんだと痛感しました。このような社会の中で、文化交流は多文化共生社会をつくっていくために大切な役割をもっているんではないのかなと考えるようになりました。
私はデンマークでの生活を通して、様々な文化の存在に意識が向くようになりました。しかし自分はどこまで異文化理解できているのかと考えるとまだまだ無知なことが多く、さらに学んでいかなければいけないと思います。自分の国の文化と外国文化の両方を知って、様々な文化を尊重できるようになりたいです。
最後は最近考えていたことをつらつら書いてしまいましたが、こんな感じでさくらフェスティバルのリポートを終わります!!読んでいただいてありがとうございました(*^^*)