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カリフォルニアの カオス…

こんにちは!たまこみメンバーのかいぬめです!(^^)!

カリフォルニア」と聞いてみなさん何を思い浮かべますか?

海にサーフィン、ハリウッド、ディズニーランドなどですかね!

そんなエンターテイメント性溢れる”アメリカ西海岸”のカリフォルニアに

8月のたった3週間ですが滞在してきました。

長期留学関連記事の合間に、僕が短期で参加したプログラムで経験したこと・感じたことをシェアしようかなと思います。

まず僕が参加したのは、≪ATEC≫というNPO法人が主催するプログラムです。

このプログラムは、2週間強の期間で

カリフォルニアに拠点を置く企業を訪れ、そこの社員の方から実際にレクチャーを受けることで、

ビジネスや人生について学びを得て、将来的に“成功”することを目指したものです。

今回でまだ2回目。

まだまだ発展途上ですが、多くの現地の人との交流(企業の方だけでなく、日常的な現地の学生との・ホームステイを通した交流も!)や観光もあり、

楽しみながらアメリカ西海岸の文化にも触れられます。

また、「英語を学ぶ」ではなく「英語で学ぶ」ことを目的としています。

(実際にサーフィンに挑戦したりサンフランシスコ観光をしたりと濃い日々でした( *´艸`))

全部書こうとしたら何回かの記事に分けなくちゃいけないくらいのコンテンツだったので、

今回はそこで感じたことをつらつらと書いていきますね~

あくまで「カリフォルニアで3週間過ごしただけ」の一大学生感想ですのでご了承ください。

○気候

カラッとしていて過ごしやすい!もちろんけっこう暑いですが(笑)、日本の夏のように身体に何かまとわりついてくるような感覚はないです。

というのも、雨が全く降らない!今回の滞在で一度も雨に降られることはありませんでした。

これは、現地の人たちの生活的には、水不足・極度の乾燥による山火事など、多くの問題を招いている原因でもあります。

~Huntington Beach~

○英語力向上のカギ

実は1年半ほど前に同じカリフォルニアでの英語を鍛える短期留学プログラムにも参加しました。

まだ1回生のときで、初海外。英語力はといえば…大学に入ってから本格的にやりだした英語のスピーキングは’Awful…’という感じでした…(遠い目)

その時は多くの時間を「英語を学ぶ」ことに費やしました。

それに対して、今回は“英語の授業”みたいなものは0です。

しかし実際帰国後たまこみに参加して実感した英語力向上の大きさは、

前回より今回のほうが大きかったのです!

この理由を考えてみたとき、

1つはよく言われるように「下地」の違いでしょう。

前回・今回ともに準備はほとんどできていない状態でしたが、英語力は日本でのトレーニングのおかげで今回は前回に比して英語力(特にスピーキング力)が高い状態で参加することができました。

それによって、できるだけ多くのアウトプットが現地でできて、より定着させられたのかなと。

また、もう1つ考えられる理由は、徹底した英語使用です。よくある話ですが、日本人同士留学中も日本語で話してしまう、という事態。前回はまさにそうした状態。今回はそのリベンジでもあったので、たとえ日本語で話しかけられても英語で返す、日本語を使わないと心がけ実行しました。

その意義は、日本人同士でも英語でしゃべることによる英語運用力向上が1つですが、

もう1つは、一度気持ちを緩めるとズルズルといっちゃうこと。もうなし崩しです。たぶん2,3回日本語で会話することはそんなに英語力には関係ないかなと。

しかし一度日本語で話し始めると、それが一番楽だもの、ちょっとでも表現が思いつかないと日本語で言っちゃうんですね。英語で必死に考える機会を失います。そして気づいたら…短期留学なんてすぐ終わってしまいます。

○“Of course”の話

みんなもよく使う、“Of course”。しかし、カリフォルニアでその使用を注意されました。

”Of course”というのは、「もちろん!」という単純な意味合いに加えて、

「当たり前やろ」「なんでそんなことも?」というような、少し上からでバカにしたような響きがあるそうです。

なので、”Of course”ではなく”Sure”等を使うことを勧められました。

アメリカの他地域・他国についてはわかりませんが、少なくともカリフォルニアでは使わないほうがいいかも!?

○カリフォルニア流の挨拶(一部を除く)

“Hey! What’s up?”

刺身をブロック型に切ったものを何種類か乗せた丼!

ワサビが異常に辛い(∵純ワサビじゃないらしい)

○アメリカの“多様性”

アメリカは人種のるつぼとよく言われ、その多様性は1つの大きな特徴です。

ただ、“多様性”って正直なんですかね?僕はこの“多様性”について2つ感じました。

1つは、「分散の大きさ」です。例えば、ホスピタリティ。今回訪問した企業の方・ホストファミリー・期間中出会ったその他多くの人々は、みんな全力で僕らをもてなし、最高の体験をさせてくれました。正直「こんなに!?」というレベルで、自分を犠牲にしてです。(ちなみに本プログラムのスタッフは1人を除き全員無給。無給であなたの3週間を元々は知りもしない人たちに捧げられますか?)

その一方で、やる気のなく声もよく聞こえない接客…。幅が広いなと、でかいなと。

また、上述のワークライフバランスに関して、定時で多くの人が帰りますが、長時間労働で有名なコンサル業界は安定でした。本当に上と下の差がでかい。大きいのは食べ物と格差だけではないですね。

もう1つは、「受容」です。カリフォルニアは特にアジア系の住民が多く、多くの人種・民族などで構成された地域です。もちろんある種の差別のようなものもあるのでしょうが、僕が感じたのはそれぞれがそれぞれの違いを受け入れていること。違いがある人々が当たり前のように共存していること。そのみんながアメリカ国民なのだと。ここはよく日本に欠如している部分だと指摘されます。実際参加者の1人は日本とアメリカのハーフでしたが、中学生の頃に「日本人じゃない」と学校でいじめられた経験を語ってくれました。

こうした、ある意味で「カオス」、しかしそれがある種の秩序を形成し「多様性」として根付いているのだなと感じました。

巨大ジェンガ。こんなの使う場面ほとんどないやろ!笑

○ある牧師の方のお話

ある機会に日系1世の牧師の方のお話を聞く機会がありました。そこで最も印象に残っているのが、

日本で何か尋ねるときは英語を使う、という話です。

その方は日系1世で幼少期を日本で過ごしたため日本語は非常に堪能です。発音は日本人と変わりません。

しかし、日本に来て、例えば駅のどのホームに行けば目的地にいけるか尋ねる際には、日本語ではなく英語を使うそうです。

これまでそうした状況において日本語で尋ねると相手に冷たくあしらわれ突き放された、という経験があり、逆に英語だと日本人はみなとても親切に対応してくれるのでそうしているということでした。

おそらく日本人に限らずという部分はあるのでしょうが…

ラーメン屋の1つ「新選組」。油の量やスープの濃さを調整しないと…うーーーんってなるらしい 。

○もびりてぃ

多くの企業を訪問し様々な方からレクチャーを受けるという機会を得ましたが、その中で1つ感じたのは、その大半の人がこれまで2,3企業を経験してから今の仕事についていた、企業間移動の流動性?とでもいうのか何というのかです。

お会いしたのは、Googleの技術者といった技術系職の方だけでなく、某ソフトウェア企業のトップセールスマンやマーケティング責任者・市役所職員までもがこれまで転職を経験してきています。もちろんこうした優秀な層だからという部分もあるでしょうが。

すでに終身雇用なんてほとんどないと言われる日本。こうしたキャリアパスが典型となる日も遠くないかもしれませんね。

マシュマロをもつAndroid

○夕方5時のラッシュアワー

最も驚いたことの1つが、ワークライフバランスの良さです。

ほとんどの人の交通手段が車であるカリフォルニア。夕方の5時に会社から帰る人々で渋滞していました。

まさかの夕方5時にラッシュアワー。

また、グーグル本社を訪れた際、

一通り案内やレクチャーを受け終わり帰路につこうと駐車場に向かっていると、

バス停の前に多くのグーグル社員(首からIDみたいなのさげてたから合ってるはず)が集まっていました。なんでや?と思い、ふと腕時計に視線を移すと、夕方5時。

仕事を終えるだけでなく、家路についていくのです。多くの人が仕事後は友人や家族と時間を過ごすのだそうです。

実際ホストファミリー宅には連日家族ぐるみでの付き合いがある人達などがやってきてみんなで談笑したりゲームしたり。

仕事後は会社の先輩・同僚と飲みに、なんてことは非常に少ないそうで。

会社の人との“お付き合い”は、かつて日本の経済成長を支えた一因という話もあり必ずしも悪いものではないと思いますが、選択の自由を制限する“雰囲気”はあまりよろしくないのかなとも。それぞれが自分の大切に思うものを優先できればいいんじゃないでしょうか?

刺身系の丼②

左下はアボカドですが、ワサビを”アボカド”といって友人にあげたところ大惨事に。。。笑

○土下座

もし土下座を教える機会があれば、使う場面等をちゃんと説明しましょう。

突然そこらへんで土下座された僕の気持ちが分かりますか?(教えたのは僕ですが爆)

ピザのファストフード店?的なところの壁面には、こうした「名言」「至言」の数々が…

○Golden Gate Bridgeの前でブリッジ!

今回の研修における最も心に残っている思い出の1つは、これですね。もうこれのために8時間くらいかけてカリフォルニアを北上したんじゃないかというくらいやりたくてたまりませんでした。実際、ただのあほ観光客みたいな感じなので、良い子はまねしちゃダメだぞ☆☆

○短期留学・海外研修の良さ

プログラムの途中、スタッフの1人になぜ短期の語学留学や研修に行くのか?なぜ長期じゃないのか?と言われました。もちろん、文化の深い理解やある土地に入り込んで学ぶのには、長期での滞在がより良いでしょう。しかし、そんなどこにでも長期でいけるわけでもないですよね。

この限られた時間という制約条件の下で、僕らの効用や学習効果、目的達成具合の最大化問題の解が長期留学でしかない、なんて考えるのは逆に視野が狭い気がします。

結局は、どんな目的をもってどこでどんなタイミングで何をどう学ぶかなのか、

という当たり前の結論に至るわけです。

たとえ短期間であっても、確かな目的と学習が伴えば長期留学に比べてより良いものにできると感じます。そうやって、今回の研修も正当化していきますね☆

○ATEC

ということで、来年以降もこのプログラムは開催される予定です。今回は初めて海外に行く高校生・大学1回生もいたくらいなので、初めての海外・アメリカなどでぜひご利用ください☆☆

HP: http://www.atec-business.com/

Facebook: https://www.facebook.com/ATEC.esl?fref=ts

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